2010/08/03

GRD3



こういう系のカメラ買ったら誰もが撮るであろう的な写真。
楽しいです。

2010/08/02

トイ・ストーリー3












2がアレだったし、アンディ大人になっちゃってるしで、状況的におよそ幸せな映画には成り得ないだろうとある程度の覚悟を持って臨んだけど、そんなこと考えてたことを忘れるくらいの最高に素晴らしい映画でした。ちょっとでも疑ってごめんなさいピクサー。

というかまず本編前の短編アニメからヤバかった。
これ観た瞬間「ああ、ピクサーはもうとんでもない所まで行ってしまったんだな…」と思うのと同時に、この後の本編でどれだけ凄まじいものを見せられるのかと少し恐怖もしました。

そして本編。
その予感通り、言うことがないくらい完璧でほんともう細部まで一片の抜かりなく作り込まれてる恐ろしいほどの完成度。まじで恐ろしい。ピクサーこわい。
特にあの物語の着地点としてあれ以上は有り得ないアンディとのクライマックスシーンは、思い出すだけでもう鳥肌が立つ。あとリトルグリーンメンの「1」からのフリが結実した時なんかは思わず顔がニヤけました。あーこの映画に関しては褒めることしかできないな。

とにかく、マスターピースである「1」に並ぶ傑作です。
ピクサーの次回作どうなっちゃうんだろう…。

ゾンビランド















この姉妹とてもキュート。


ハナからケツまで楽しい映画。これをゴキゲンといわずしてなんと言おう。

珍道中に思わず吹き出すコメディ・ロードムービーだし、一人の少年の成長を描いた青春映画だし、そしてなによりゾンビ映画でもあるという、かなりお得感の高い映画。ハイテンポでTVゲームチックな演出が気持ちいい。

ただ、そういう演出がちょっとくどい感じも否めなかったり、「ビル・マーレイのくだりほんとに要る?」とか「え?そもそも遊園地行って何したかったの?」とか「いくらなんでもタラハシー強すぎだろ」とかいう突っ込みどころもあるけど、それももはや味。

軽い感じで周りの人にオススメするには最適な映画だと思います。ホラーやゾンビが苦手って人も是非。

エスター














一回見たら忘れないようなイロモノ感をビシバシ放ってるパッケージに反して、中身は意外なほどによく練られたサスペンスホラー。
エスターの得体の知れなさや不気味さもよく描かれてるし、徐々に悪魔的本性を顕にしていく様はなかなか怖い。

しかしこういう系の映画にありがちな点で、翻弄されっぱなしの被害者側のアホさというか隙だらけさが非常にもどかしくなってくる。「志村、後ろ後ろ!」な感じとでも言うのか。後半の親父の振る舞いへのイライラが募りすぎて観ながら思わず酒がすすみました。あと娘の耳が聴こえないって設定が終盤にかけて全然絡んでこないのも納得できない。あんだけ見せてて伏線じゃねえのかよという。

でもなんだかんだ言って、全体に緊張感を保ったつくりと、驚愕でしかも腑に落ちるエスターの正体は結構良い感じなのでオススメです。